小林製薬の紅麹サプリメントコレステヘルプが起こしている健康被害
[2024.04.02]
小林製薬の製造販売した紅麹サプリメントを服用した方で既に服用を中止されて無症状の方から腎障害の継続を示す所見が確認されています。
関係機関からは症状があったら受診をする呼びかけがなされていますが、症状が出ているようでは相当の腎障害が既にあるものと思われます。
また血清クレアチニンの上昇は腎不全の確立を特定するにすぎません。血清クレアチニン値が正常で無症状であっても尿細管障害の指標である尿中NAGやβ2マイクログロブリンなどを測定しておくことが望まれます。こうした検査で尿細管障害が確認されたら、後々に腎不全を発症した際に因果関係を否定されないよう、定期的な診察を受けていくことを勧めます。
また腎毒性物質は精巣毒性を有する可能性もあり、男性不妊症を引き起こす可能性があります。
妊活中あるいはこれから妊活を始める方は精液検査や内分泌検査を受けられることを勧めます。