当院では自然妊娠を目標とした男性不妊治療を行っています。精索静脈瘤に対する顕微鏡下低位結紮術、ゴナドトロピン療法、クロミフェン療法、体質に合わせて使い分ける漢方療法、カリクレイン療法、サプリメントやビタミン剤を組み合わせた抗酸化療法の他、昨今急速に進歩した内科的薬物療法などを個別に使い分け、体質の改善とともに精子の質を改善させます。こうしたテーラーメイドの男性不妊治療は、これまで補助生殖医療単独では不可能であった数々の自然妊娠を達成しており、体外受精や顕微授精を中心に実施する高度生殖医療施設で行われがちな男性不妊治療とは一線を画してます。女性因子、無精子症などにより顕微授精が必要な場合は実績のある高度生殖医療施設と緊密に連携をとって治療にあたります。当院には日本生殖医学会認定生殖医療コーディネーター　日本看護協会認定不妊症看護認定看護師　日本不妊カウンセリング学会認定体外受精コーディネーターが常勤スタッフとして勤務しており、顕微受精など実施する場合は高度生殖医療施設とのコーディネートやカウンセリングを実施し、カップルの物理的精神的負担の軽減を提供します。

男性不妊（乏精子症、精子無力症、無精子症）
男性機能障害（勃起障害、射精障害、精力減退、膣内射精障害）
日帰り手術（顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術、顕微鏡下精巣精子採取術）