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スタッフ紹介

当院は幅広い泌尿器科専門領域に対応するため、オンコロジー(腫瘍学)や性機能及び不妊症の専門医に非常勤医師として勤務いただいております。さらに当院は男性不妊治療専門施設としては国内で唯一(2018年9月1日現在)日本生殖医学会認定生殖医療コーディネーター、日本看護協会認定不妊症看護認定看護師が勤務しています。日本生殖医学会認定生殖医療コーディネーターは国内で103名、宮城県で4名しか認定されておりません。こうしたスタッフとのチームワークにより、当院での治療の結果男性不妊治療をメインとしたより自然な妊娠を達成でき、医学的に必要な際には体外受精や顕微受精などの高度生殖医療に迅速かつ的確に連携を取りつつサポートが受けられるようになっています。

非常勤医師: 星宣次 

認定資格: 日本泌尿器科学会認定専門医指導医 日本癌治療学会認定専門医

東北大学医学部泌尿器科准教授、山形県立病院副院長など数々の要職を歴任され、専門はオンコロジー(腫瘍学)で、最新の癌治療に精通されています。国際的な論文や学会発表をこれまで多数されるとともに東北大学泌尿器科学教室出身の数々の専門医の育成をされています。当院では第1第3木曜日午後並びに第2第4土曜日に勤務しています。

非常勤医師: 福崎篤 

認定資格: 日本泌尿器科学会専門医指導医 日本腎臓学会認定腎臓専門医 日本透析学会認定医 日本医師会認定産業医

現国際医療福祉大学塩谷病院教授。東北大学医学部泌尿器科講師、東北厚生病院(現東北医科薬科大学)副院長などの要職を歴任され、専門は腎臓病で、オンコロジーから男性不妊症まで精通されています。当院では第1第3月曜日の午前診療の担当医です。

非常勤医師: 並木俊一 

認定資格: 日本泌尿器科学会認定専門医指導医 日本性機能学会認定専門医 日本癌治療学会認定専門医 テストステロン治療認定医

東北大学医学部泌尿器科講師、JCHO仙台病院泌尿器科部長など数々の要職を歴任され、専門は性機能とオンコロジー(腫瘍学)で、特に前立腺癌治療や生機能温存に関する研究で優れた業績を持っています。性機能に関する最新の治療に精通されており、臨床研究の実績(学会発表及び論文)は突出しており、国際的にも高い評価が得られています。当院では毎週金曜日と第1第3第5木曜日午後並びに第1第3第5土曜日に勤務しています。

看護師: 佐藤有理(師長)

免許: 看護師 助産師

認定資格: 日本生殖医学会認定生殖医療コーディネーター 日本看護協会認定不妊症看護認定看護師 日本不妊カウンセリング学会認定体外受精コーディネーター

これまで吉田レディースクリニック(現在の仙台ARTクリニック)、京野アートクリニックで高度生殖医療を担ってきました。特に京野アートクリニックで菅藤院長執刀のmicro TESEの手術介助や患者サポートを10年余にわたって実践してきました。精索静脈瘤に対する顕微鏡下低位結紮術の介助も300例以上にわたって実施してきております。

看護師: 関川舞子

免許:看護師

脳神経内科、脳神経難病の急性期病床を3年間勤め、生殖医療に興味を持ち当院に入職されました。男性不妊や生活習慣病の方々の保健指導も実践しています。当院での顕微鏡手術の介助もします。

 

尚、不妊治療で悩んでおられる方々に、当院常勤看護師として勤務していた阿部美喜が、不妊カウンセリングをオンラインや電話・メール相談を開始しました。
詳しくはこちらをご覧ください。

妊活応援助産院プラスワン

生殖医療コーディネーターとは?

生殖医療コーディネーターは、日本生殖医学会により認定されます。生殖医療および看護における広い知識と熟練した技能、高い倫理性を備えた態度・姿勢によって、生殖医療に関わるすべての職種と連携し生殖医療チームの調整を行い、生殖医療の質向上に努めます。

生殖医療コーディネーターの役割

I:実践

1: 生殖医療における検査・治療に関する看護
  1. 検査・・・生殖のメカニズムと不妊の原因および検査とその後の治療法に関する情
    報提供および相談、不妊症検査を受ける患者の看護
  2. 一般不妊治療・・・タイミング療法・人工授精を受ける患者の看護、排卵誘発剤を用
    いる患者の看護
  3. 生殖補助技術・・・配偶子や胚を扱う医療を受ける患者の看護および医療チーム内調整、在宅自己注射指導、卵巣過剰刺激症候群などの早期発見
2: 不妊に悩む治療中の個人もしくはカップルに対するカウンセリング
3: 患者教育
  1. 栄養・運動・喫煙などの健康教育
  2. 不妊学級の運営
4: 生殖医療により妊娠した女性およびカップルに対する周産期への継続性を配慮した支援
5: 生殖医療の終結段階にある個人もしくはカップルに対する支援
  1. 終結後の選択肢に関する情報提供およびニーズに対する相談
  2. 今後のライフステージにおける女性の健康生活に対する指導
6: 性機能障害に悩む個人およびカップルに対する支援
7: 近い将来もしくは過去の、手術、がん化学療法、放射線療法等により、造精機能障害、卵巣機能障害を有する可能性のある患者に対する支援
8: 生殖医療を受ける患者の看護における倫理的問題の判断と介入
9: 性、生殖全般に悩みを抱える個人(思春期・更年期)に対する情報提供、カウンセリング
10: 有効な社会資源の活用および自助グループとの協働

 

Ⅱ 指導・相談

1: 他の看護職者に対する不妊症看護の実践を通じた指導・相談

 

Ⅲ 管理

1: 生殖医療における患者中心のケア、患者のQOL向上を目指すケアの促進
2: 生殖医療の医療安全管理における協働と調整
3: 看護実践および指導・相談に関する活動の客観的データを用いた評価

 

Ⅳ 研究

1: 生殖医療および不妊症看護と関連する領域の研究論文の看護への活用
2: 看護実践を検証するための調査・報告
3: 生殖医療チームとしての共同研究活動への参画

 

 

不妊症看護認定看護師とは?

日本看護協会が発足した日本生殖看護学会によって認定されます。不妊症看護認定看護師教育は、聖路加国際大学教育センターで行われます。

実践

  1. 不妊に悩むカップル及びその家族、生殖機能の維持・温存を必要とする対象者に対し、専門的な知識と技術を用いて、水準の高い看護実践ができます。
  2. 不妊症看護分野において、看護実践力を基盤とし、他の看護職者に対して指導できます。
  3. 不妊症看護分野において、看護実践力を基盤とし、他の看護職者に対して相談対応・支援ができます。
  4. 不妊症の病態の把握に加え、社会情勢を踏まえた最新知識をもとに、不妊症看護分野の対象者を統合して捉え継続的にアセスメントを行い、治療過程に応じた看護実践、支援体制づくりができます。
  5. 不妊治療、生殖補助技術を受ける対象者に対し、適切な情報提供や相談を行い、治療について納得した自己決定ができるように支援することができます。
  6. 不妊予防や生殖機能の温存の視点から、思春期や成人期の若年者に健康教育の一翼を担うことができます。
  7. 治療後の妊娠・分娩・産褥・育児期や更年期を健康に過ごすことができるように治療中からサポートすることができます。
  8. 不妊症看護の実践を通して、役割モデルを示し、看護職者への指導・相談対応を行うことができます。
  9. より質の高い医療を推進するため、多職種と協働し、生殖医療チームや連携した他チームの一員として役割を果たすことができます。
  10. 生殖医療を必要とする患者・家族の権利を擁護し、適切な倫理的判断に基づき、自己決定を尊重した看護を実践できます。
  11. 生殖医療の特徴を理解したうえで、看護の立場からリスクマネジメントができます
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