FNA Mappingの合同カンファレンスを実施しました!
8月24日FNA Mappingの合同カンファレンスを東北大学病理学臨床教授遠藤希之先生と細胞検査士の方々と実施しました。これまで当院で実施されたFNA Mappingの標本を皆で同時に検鏡し、精母細胞、精子細胞、精子、セルトリ細胞の識別をディスカッションしながら確認しました。精子細胞とリンパ球はとても似ていますが、精子細胞ではアクロソームの染色から区別でき、良い状態のスメアの作成とともに固定と染色の重要性を再認識させられました。セルトリ細胞しかない標本のごく一部に精子細胞と精子のクラスターが観察された標本を通して改めて検鏡の大変さが認識されました。FNA Mappingの実施にあたっては術者以上に患者さんに直接対面することがない細胞検査士、胚培養士の類稀なるプロフェッショナリズムに依存しており、そうした患者さんのために日々努力を続けておられるスタッフに敬意を表したいと思います。引き続きチームワークを通してFNA Mappingの成果を出していきたいと思います。