またもやmicro TESE不成功の方からFNA Mappingで成熟精子が確認されました!
[2025.04.01]
関東の著名リプロダクション施設で実施されたmicro TESEの不成功のため、子供を諦めていた方に対してFNA Mappingを行った結果、2か所から成熟精子が確認されました。micro TESE後に精巣容積は後遺症のため術前の半分くらいまでに萎縮してましたが、それでもエコー検査で全く手付かずの領域を認めており、そこで実は精子が形成されていることが判明しました。米国では今ではFNA Mappingを経ずに出たとこ勝負で行うmicro TESEをupfront micro TESEとし、FNA Mappingを経て行うmicro TESEをdirected micro TESEとして区別しています。日本でもいつの日かdirected micro TESEを行うことが一般的になっていけるよう願っています。