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梅毒患者が宮城県でも急増しています。

震災後梅毒患者の届け出が急増しています。報告されていない潜伏感染者も相当いると見られます。性的接触後数週間から数ヶ月の間に皮膚病変が生じた際は梅毒の可能性があります。またコンドームを使用していても感染者が確認されています。皮膚病変は性器に限らず、下腹部、体幹、四肢に出ることがあります。性器でも自分では見えにくいところに病変が隠れていることがあります。梅毒の菌は神経を侵しやすく、感染初期から頭痛などの神経症状、倦怠感などの全身症状を起こすことがあります。カンジタ症を発症している場合はエイズを併発している可能性もあります。女性では若年層に感染のピークがあるのに対して男性では中高年に感染のピークがあります。妊婦検診で梅毒陰性であったのにもかかわらず、その後夫が妊婦を梅毒に感染させ、新生児に先天性梅毒を発症させてしまったケースなどの報告もされてます。梅毒は医療機関を受診して診断さえつけばお薬をきちんと内服するだけで治ります。日本性感染症学会で中高生を対象にした啓蒙スライドを下記からご覧頂けますが、中高年も性感染症について良く知っておく必要がありそうです。http://jssti.umin.jp/pdf/keihatu20160630.pdf#search='性感染症予防啓発スライド'

 

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