FNA Mapping Task Forceサンフランシスコ研修を終えて
5月23日より31日まで、サンフランシスコのThe Turek Clinicに職員3名と共に研修に行ってきました。FNA Mappingを見学した後で、ディナーをUnion Squareのレストランで楽しんだ後、Dr. Turekのご自宅に招かれ、屋上からGolden Gate Bridgeに沈む美しい夕日をワインを頂きながら眺めました。Alphaspermの開発者であるDr. Dolhunともお食事をご一緒し、拡張工事を行なっているDolhun Clinicも見学させていただきました。Dr. Dolhunは米国でベストセラーとなっている経口補水液DripDropを開発したことでも知られる名医です。ご自身で開発したAlphaspermを内服して不妊症であった自身の精子を改善し、精子提供者となって子供を造られた生き証人でもあるお話を伺いました。Alphaspermは精子のエピジェネティクスを世界で初めて改善したことが科学的に証明されて報告されました。いまだに精液検査やDFIでしか精子を評価せず、体外受精で胚発生が進まない理由の一つが精子のエピジェネティクスの異常に由来することは日本のほとんどの患者も医療者もまだ知らないのではないでしょうか?サンフランシスコで学び直したFNA Mappingは10年前よりさらに進化しており、局所麻酔を含めてほぼ無痛となり、診断にはオーストラリアのベンチャー企業との共同研究でAIが試験的に導入され、診断精度とともに診断までの期間がかなり短縮したとのことでした。この結果についても学会報告されてました。これらの成果については帰国後一部を当院に既に取り入れました。長年にわたる経験と学識に基づいた診療のquality、修練に基づいたcraftsmanship、常識に囚われないinovationを改めて学んできました。これからも男性不妊診療において世界の先端を歩んでいるという自信と誇りを持って日々職員一同診療に取り組んでいきます。
