両側精巣micro TESE不成功例からFNA Mappingの結果に基づき射出運動精子が得られています!
両側精巣へのmicro TESEの結果、精子が確認されなければ治療を諦めなければいけないのでしょうか?決してそうではありません。これまでmicro TESEで精子が回収されず、一旦AIDに進んだカップルの男性パートナーから精子を回収して妊娠できた方がおられます。問題は本来遺伝学上の子が得られるにも関わらず、第三者の精子を用いて治療したことにとどまりません。今やAIDが医療ビジネスになっていくのではないかという危惧があるのです。特に日本ではmicro TESEは非常に温度差が大きい治療となっており、しかもどんなに熟練した術者が行ったとしても精子形成部位の見落としが生じます。2004年から2000人余りの無精子症を治療して、日本で初めてmicro TESEによる無精子症に対する妊娠率を論文に出した術者だからこそ断言できます。ところで昨今FNA Mappingに加えて、日本で認可されている薬剤を用いた新規プロトコールによりmicro TESE /TESE不成功例に射出運動精子を出現させることに成功してます。FNA Mappingを開発されたDr. Turekに報告したところ、ほぼ同じタイミングで、日本でまだ認可されていない新規薬剤投与により組織型に応じて37%〜54%の症例で射出運動精子の出現に成功しており、このうち92%がmicro TESE/TESE不成功であったことが、論文でアクセプトされてました。この新規薬剤は日本では認可されていませんが、当院で使用できるよう準備に着手いたしました。今や日本中で行われている精巣を切開してひたすら掘っていく野蛮な手術はもう止めにしませんか?精巣を切る以上は精子回収成功例に限るべきで、しかも最小限の切開に留めるべきではないでしょうか?
